なぜ勉強させるのか? : 教育再生を根本から考える
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なぜ勉強させるのか? : 教育再生を根本から考える
(光文社新書, 291)
光文社, 2007.2
- タイトル読み
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ナゼ ベンキョウ サセル ノカ : キョウイク サイセイ オ コンポン カラ カンガエル
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内容説明・目次
内容説明
学校不信が止まらない。保護者たちは、右往左往の教育改革を横目に、「わが子だけを良い学校に」と必死だ。そのニーズに応えて、「百ます計算」や「親力」といったメソッドが次々と紹介され、指導法のカリスマが英雄視される。勉強の目的といえば、「得になるから」「勝ち組になるため」に収束した感があり、すこぶるドライな経済的価値観が目立つようになった。だからこそ、本質から問いたい。「なぜ勉強させるのか?」と。本書は、「プロ教師の会」代表の著者が、教職生活四十年間で培った究極の勉強論である。
目次
- プロローグ—そして「学力向上」だけが残った
- 1章 時代論1—「お受験キッズ誌」が映し出すもの
- 2章 時代論2—ゆとり教育は案外、将来を見据えていた
- 3章 学校論1—それでも学校を信じなければならない訳
- 4章 学校論2—塾・予備校は学校改革のモデルとなるか
- 5章 指導論1—「百ます計算」・陰山メソッドの問題点
- 6章 指導論2—「親力」ブームの誘惑に耐えられるか
- 7章 子ども論1—世界の子どもと比べてみる
- 8章 子ども論2—「なぜ勉強するの?」と問われたら
- エピローグ—勉強するにも、させるにも覚悟がいる
「BOOKデータベース」 より