精霊たちのフロンティア : ガーナ南部の開拓移民社会における「超常現象」の民族誌

書誌事項

精霊たちのフロンティア : ガーナ南部の開拓移民社会における「超常現象」の民族誌

石井美保著

世界思想社, 2007.2

タイトル別名

精霊たちのフロンティア : ガーナ南部のココア開拓移民社会における宗教実践の変容

精霊たちのフロンティア : ガーナ南部の開拓移民社会における超常現象の民族誌

タイトル読み

セイレイ タチ ノ フロンティア : ガーナ ナンブ ノ カイタク イミン シャカイ ニオケル チョウジョウ ゲンショウ ノ ミンゾクシ

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注記

博士論文「精霊たちのフロンティア : ガーナ南部のココア開拓移民社会における宗教実践の変容」 (京都大学, 2002年) を基盤としたもの

参照文献: p318-335

内容説明・目次

内容説明

異界からの光が照らしだす、日常世界の実践的論理とは。妖術と呪術がせめぎあい、精霊や小人が跳梁する西アフリカ、ガーナのフロンティア社会。人びとの生と身体に浸透する“超常現象”のリアリティを、緻密なフィールドワークから解きほぐす。

目次

  • 超常現象の民族誌に向けて
  • 第1部 フロンティア社会の宗教実践(オブリティマという社会空間;開拓移民社会の歴史;神霊の花嫁たち—女神アコノディの祭祀;精霊と小人の社;神々と精霊の祭り;精霊たちの「移住」史)
  • 第2部 生活世界の妖術と呪術(子宮を盗む女—アカン社会の妖術と親族規範;土地問題の森に分け入る;小作を生むシステム—異民族間の労働生産関係;土地をめぐる呪術と精霊祭祀)
  • 第3部 異界を生きる身体(もの/語りと現実構成—卜占の神アファ;超常的なるものと身体性)
  • 日常性の論理と呪術・宗教研究の射程

「BOOKデータベース」 より

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