啓蒙思想の三態 : ヴォルテール、ディドロ、ルソー Trois aspects de la pensée des lumières : Voltaire, Diderot, Rousseau

書誌事項

啓蒙思想の三態 : ヴォルテール、ディドロ、ルソー = Trois aspects de la pensée des lumières : Voltaire, Diderot, Rousseau

市川慎一著

新評論, 2007.3

タイトル別名

啓蒙思想の三態 : ヴォルテールディドロルソー

タイトル読み

ケイモウ シソウ ノ サンタイ : ヴォルテール ディドロ ルソー

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注記

参考文献: 各章末

市川慎一欧文論文リスト: 巻末pi-vi

内容説明・目次

内容説明

ヴォルテール、ディドロ、ルソー—本書ではこの三者を中心に、とくに彼らの啓蒙思想に焦点を当てて具体的に検証する。彼らはともに絶対王政下に生き、言論の不自由に苦しんだが、限られた発言の機会を巧みに利用しながら、専制君主批判、人権擁護を旗印に汎ヨーロッパ的啓蒙活動を展開していった。そして最も重要なことは、三者の言説が相互補完的に作用し合っていたことである。

目次

  • 1 ヴォルテールにおけるシナと日本の幻影
  • 2 ディドロにおける政治思想の粗描—『百科全書』から「一七七二年の三部作」まで
  • 3 ディドロとエカテリーナ二世—十八世紀フランスにおける一つのロシア体験
  • 4 ディドロとラヂーシチェフ—エカテリーナ二世をめぐって
  • 5 ルソーと啓蒙思想
  • 6 ルソーにおける人間観と教育観—ディドロと比較して
  • 7 ある忘命貴族の目に映じたフランス革命—セナック・ド・メイヤン『レミグレ』の場合
  • 8 アレクサンダー・フォン・フンボルトとフランス啓蒙思想家
  • 9 書評・十八世紀を準備した思想家ピエール・ベールの人と思想

「BOOKデータベース」 より

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