50年前の憲法大論争
著者
書誌事項
50年前の憲法大論争
(講談社現代新書, 1888)
講談社, 2007.4
- タイトル別名
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50年前の憲法大論争
- タイトル読み
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50ネンマエ ノ ケンポウ ダイロンソウ
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内容説明・目次
内容説明
本書は昭和三十一(一九五六)年三月十六日金曜日に開かれた「第二十四回国会衆議院内閣委員会公聴会」の記録である。意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」。三人の碩学にたいして与野党の八人の議員たちが鋭く切りこみ、丁々発止の議論が展開される。この白熱の議事録から得られる知見は凡百の解説書より深い。五十年の歳月を経ていま昭和史の肉声がよみがえる。
目次
- プロローグ 山本粂吉による開議
- 第1章 日本人の日本にしなくてはいけません—神川彦松の公述
- 第2章 国民の意思を反映したものと見るほかはない—中村哲の公述
- 第3章 議会制度にたいする国民の信頼はどうなってしまうのか—戒能通孝の公述
- 第4章 どのような成立の経過を経ようとも—石橋政嗣の質問
- 第5章 旧憲法に戻すつもりはないが—山崎巌の質問
- 第6章 日米安全保障体制のねじれ—片島港の質問
- 第7章 二人の旧軍人—眞崎勝次と辻政信の質問
- 第8章 日本のナショナリズムとアメリカの世界戦略—飛鳥田一雄の質問
- 第9章 自衛権はどうなるのか—大坪保雄の質問
- エピローグ 茜ケ久保重光の質問
「BOOKデータベース」 より