可能性としての「戦後」 : 日本人は廃墟からどのように「自由」を追求したか

書誌事項

可能性としての「戦後」 : 日本人は廃墟からどのように「自由」を追求したか

桜井哲夫著

(平凡社ライブラリー, 609)

平凡社, 2007.4

増補

タイトル別名

可能性としての戦後 : 日本人は廃墟からどのように自由を追求したか

タイトル読み

カノウセイ トシテノ センゴ : ニホンジン ワ ハイキョ カラ ドノヨウニ ジユウ オ ツイキュウ シタカ

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注記

底本(講談社, 1994.2)に訂正・修正、増補を行い、決定版としたもの

内容説明・目次

内容説明

一九四五年の敗戦、いわば「滅亡体験」から、日本人は、どのように立ち上がり、どのような社会を目指したのか。廃墟や軍隊体験に関する歴史叙述を掘り起こし、さらに獅子文六、杉浦明平、花森安治、松田道雄、黒澤明らの非軍隊的・非権威主義的な「現場の哲学」ともいうべき戦後思想・文化の水脈を問い直した名著。増補決定版。

目次

  • 第1章 廃墟から—自由について
  • 第2章 戦後思想のなかの「軍隊」—「軍」はいかに描かれたか
  • 第3章 『自由学校』の男と女—獅子文六の戦後
  • 第4章 「ムラ」の政治—杉浦明平のルポルタージュ
  • 第5章 民衆的理性のために—花森安治と「暮しの手帖」
  • 第6章 子どもに自由を—松田道雄の仕事
  • 第7章 戦争は終わった—私たちは何処から出発してきたのか
  • 増補(戦後史のなかの黒澤映画;戦後少年文化のなかの乱歩)

「BOOKデータベース」 より

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