中世日本の仏教とジェンダー : 真宗教団・肉食夫帯の坊守史論
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中世日本の仏教とジェンダー : 真宗教団・肉食夫帯の坊守史論
明石書店, 2007.4
- タイトル別名
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中世日本の仏教とジェンダー : 真宗教団肉食夫帯の坊守史論
- タイトル読み
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チュウセイ ニホン ノ ブッキョウ ト ジェンダー : シンシュウ キョウダン ニクジキ フタイ ノ ボウモリ シロン
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内容説明・目次
目次
- 序論 本書成立の風景と背景(一九七八年の風景・鎌倉新仏教中心史観の蹉跌—笠原一男『女人往生思想の系譜』の風景から;一九八四年の風景・研究史の原点へ—法然の「女人往生」への発言、何が議論になったのか;一九九一年の風景・研究史の中へ—親鸞の性差別から「坊守縁起」の発見へ)
- 第1部 「大谷一流」の周縁をめぐって(「大谷一流」の周縁をめぐって—ゆるやかなジェンダー教団・真宗;親鸞の結婚説話「坊守縁起」の世界—夫と妻・坊主と坊守の宗教活動;親鸞・恵信尼の念仏キャラバン—夫と妻が行う「家族連れ」の宗教活動;中世仏教思想における親鸞の位相—「僧のイエ」形成の宗教的前提として;「肉食夫帯の尼」の原影としての恵信尼—恵信尼の生活・信心・宗教活動)
- 第2部 中世真宗史における女性の属性(試論・覚信尼本願寺教団—「肉食夫帯の比丘尼」の宗教活動として;絵系図の成立と仏光寺・了明尼教団;「坊守」の寺院・教団への内在化の淵源—蓮如教団における女性の地位と役割;本願寺へ嫁いだ女性たち—蓮如の妻たちをめぐりて;戦国期真宗における尼の諸相—在家尼・後家尼・臨終出家)
「BOOKデータベース」 より