阪田寛夫の世界
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書誌事項
阪田寛夫の世界
(和泉選書, 155)
和泉書院, 2007.3
- タイトル読み
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サカタ ヒロオ ノ セカイ
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注記
阪田寛夫著作と受賞一覧: p275-282
略年譜: p283-286
内容説明・目次
内容説明
熱心なキリスト教徒の両親や宮川經輝牧師との関わり、作曲家大中寅二・恩氏の影響を受けた音楽への憧れ、三浦朱門氏や庄野潤三氏との交流による文学活動の開花などの伝記的側面を探り、阪田が、人間存在の闇を見据えながら光を希求した作家であることを明らかにする。芥川賞作家で童謡「サッちゃん」の作者阪田寛夫の、最初の本格的な作家作品論。
目次
- 第1章 闇を劈く光
- 第2章 「歌の根っこ」にあるナンセンス
- 第3章 「音楽のわかる詩人」の童謡観
- 第4章 時空を越える幻想
- 第5章 多面体で描かれた子どもの心と言葉
- 第6章 短編童話集『桃次郎』と長編童話『ほらふき金さん』
- 第7章 文学散歩と卒業論文
- 付録 文庫解説・書評・解題他
「BOOKデータベース」 より