福澤諭吉と自由主義 : 個人・自治・国体

書誌事項

福澤諭吉と自由主義 : 個人・自治・国体

安西敏三著

慶應義塾大学出版会, 2007.5

タイトル別名

Yukichi Fukuzawa and liberalism : individuality, autonomy and nationality

福澤諭吉と自由主義 : 個人自治国体

福沢諭吉と自由主義 : 個人・自治・国体

タイトル読み

フクザワ ユキチ ト ジユウ シュギ : コジン ジチ コクタイ

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内容説明・目次

内容説明

「いかなる偉大な学者も、他の人々の信念に基づいた多くの考えを取り入れているのである」(トクヴィル)。福澤諭吉は自由主義者から何を学び、そしてそれらを日本の現実にどのように活かしたか。遺された文献を緻密に読み解き、状況への提言を倦むことなく続けたその思想の軌跡を鮮やかに描き出す。トクヴィル『アメリカのデモクラシー』福澤手沢本の再現を収載。

目次

  • 序章 J.S.ミル『女性の隷従』との対話
  • 第1章 「独一個人の気象」考—福澤とギゾー、そしてミル
  • 第2章 国民(ネーション)の構想—ギゾー『ヨーロッパ文明史』福澤手沢本再読
  • 第3章 国体観念の転回—国体・政統・血統
  • 第4章 トクヴィル問題—政権と治権
  • 第5章 バジョット問題—政治社外としての帝室

「BOOKデータベース」 より

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