芥川龍之介と中国 : 受容と変容の軌跡
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芥川龍之介と中国 : 受容と変容の軌跡
国書刊行会, 2007.4
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アクタガワ リュウノスケ ト チュウゴク : ジュヨウ ト ヘンヨウ ノ キセキ
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KOKUSHIKAN UNIVERSITY LIBRARY AND INFORMATION COMMONS本館
910.268||A 39812837,
910.268||A 39 C901784 -
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Note
夏目漱石, 魯迅, 芥川龍之介相関年表: p95-98
大正年間 (1912-1926) における日中対照年表: p328-329
参考文献目録: p330-346
Description and Table of Contents
Description
本書は、芥川中期の中国物、中国関連作品と大正十年における中国旅行を中心に、特に「蜜柑」「尾生の信」「杜子春」『支那游記』の作品から、その手法と原作との比較・検討を行ない、芥川文学の魅力や特色を詳述する。
Table of Contents
- 序章 中期芥川文学の全体像(中期芥川文学の区分;中期芥川文学の特徴 ほか)
- 第1章 「蜜柑」—芥川と魯迅の関わりを中心に(大正八年前後の芥川と「蜜柑」の創作背景;芥川と魯迅との関わり ほか)
- 第2章 「尾生の信」の世界(「尾生の信」の典拠について;大正九年の芥川と「尾生の信」 ほか)
- 第3章 「杜子春」論—その新たな解釈への試み(芥川の童話;「杜子春」における芥川の独創性 ほか)
- 第4章 芥川の中国旅行と『支那游記』(中国旅行の動機;中国旅行の成立経緯と内容 ほか)
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