「家庭の味」の戦後民俗誌 : 主婦と団欒の時代

書誌事項

「家庭の味」の戦後民俗誌 : 主婦と団欒の時代

矢野敬一著

(越境する近代, 2)

青弓社, 2007.5

タイトル別名

家庭の味の戦後民俗誌 : 主婦と団欒の時代

タイトル読み

カテイ ノ アジ ノ センゴ ミンゾクシ : シュフ ト ダンラン ノ ジダイ

大学図書館所蔵 件 / 181

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

ポジティブなイメージとして語られる高度成長期に農村部で拡大した自家製味噌造りや調理方法のリテラシー、旧正月から新正月への移行などを題材に、戦中から戦後に編成されていった「主婦」「家庭」という規範を読み解き、日常生活の微細な、しかし決定的な変容の実相に迫る。

目次

  • 第1章 ふるさとの味をめぐる戦前—高度成長期前史の農村女性
  • 第2章 「主婦」役割の編成と味噌自家醸造法の改善指導
  • 第3章 調理の習得とリテラシー—「主婦」役割の受容と「家庭」意識
  • 第4章 旧正月から新正月へ—「家庭」中心の年中行事への移行
  • 第5章 お盆の戦後—帰省ラッシュ・成人式・盆踊り
  • 第6章 「名物」の味/「家庭」の味—端午の節句と笹団子の現在

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ