奇想科学の冒険 : 近代日本を騒がせた夢想家たち

書誌事項

奇想科学の冒険 : 近代日本を騒がせた夢想家たち

長山靖生著

(平凡社新書, 379)

平凡社, 2007.6

タイトル別名

奇想科学の冒険 : 近代日本を騒がせた夢想家たち

タイトル読み

キソウ カガク ノ ボウケン : キンダイ ニホン オ サワガセタ ムソウカ タチ

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注記

主要参考文献: p224-226

内容説明・目次

内容説明

時代の変化が激しかった明治から昭和初期には、人類の進歩、豊かな未来、理想社会の実現のため、科学に取り組み、発明に熱中した人たちが数多くいた。文学の世界でも、理想社会を描いた空想小説が多く発表された。今から見ると、これらは珍奇なものではあるのだが、ここには、近代を動かした精神のうねりが刻まれている。「奇想科学」に邁進した人たちの思考と生涯を通して、近代日本を動かした社会的夢想を掘り起こす。

目次

  • 第1章 それでも地球は動じない—佐田介石
  • 第2章 「進歩」の発見、「啓蒙」の歓び—近藤真琴
  • 第3章 進化論は帝国主義を讃美するか—加藤弘之と丘浅次郎
  • 第4章 人権を乗せた軍艦—矢野龍溪
  • 第5章 ユートピアの発明家—村井弦斎
  • 第6章 森鴎外が畏れたメスメリスト—渋江保
  • 第7章 ロボットは聖君子の夢を見るか—西村真琴
  • 第8章 詐欺に触発された発明—横光利一と長山正太郎

「BOOKデータベース」 より

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