書誌事項

政党が操る選挙報道

鈴木哲夫著

(集英社新書, 0397B)

集英社, 2007.6

タイトル読み

セイトウ ガ アヤツル センキョ ホウドウ

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内容説明・目次

内容説明

二〇〇五年の衆院選は、「コミュニケーション戦略(コミ戦)」が試みられた、史上初の選挙となった。キーパーソンは、NTT出身の自民党議員・世耕弘成。民間企業の広報PRを政治の場に応用すべく結成された「チーム世耕」は、徹底した危機管理と情報操作で、ついには自民党を大勝利に導く。二大政党の一翼とされる民主党もコミ戦に着手している今、私たちはどのように政治報道に向き合えば良いのか?本書は、四半世紀もの間テレビメディアの世界で生きてきた著者が、政党によるメディア・コントロールの手法を具体的かつ詳細に暴いた、選挙前の必読書である。

目次

  • 第1章 日本政治に初めて本格的“コミ戦”誕生!—歴史的転換点二〇〇五総選挙(自民党大勝の陰で進められたコミ戦全貌;コミ戦の仕掛け人 ほか)
  • 第2章 コミ戦の起点は政治改革とともに—テレビが飲み込まれていった“失われた一〇年”(起点は一九九三年!政治がテレビを利用し始めた…;スキャンダルは格好のテレビネタ ほか)
  • 第3章 コミ戦は日本の政治に根づくか—自民党vs民主党のコミ戦バトル(意外にも先行していた民主党コミ戦;コミ戦は、先に争点を作ること… ほか)
  • 第4章 テレビメディア敗戦—政治や選挙報道とどう向き合うか(小泉最後のコミ戦;“言わない”ことで引きつける ほか)

「BOOKデータベース」 より

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