歴史の共有体としての東アジア : 日露戦争と日韓の歴史認識

書誌事項

歴史の共有体としての東アジア : 日露戦争と日韓の歴史認識

崔文衡, 子安宣邦著

藤原書店, 2007.6

タイトル別名

歴史の共有体としての東アジア : 日露戦争と日韓の歴史認識

タイトル読み

レキシ ノ キョウユウタイ トシテノ ヒガシアジア : ニチロ センソウ ト ニッカン ノ レキシ ニンシキ

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内容説明・目次

内容説明

韓国の“開国”の歴史を描けなかった韓国の民衆抗争史と歴史教科書。韓国併合という日露戦争の帰結を描けなかった司馬遼太郎『坂の上の雲』。近現代における日本と朝鮮半島の関係を決定づけた「日露戦争」を中心に、「一国化した歴史」が見損なった歴史の盲点を衝く!日韓の同世代の碩学が次世代に伝える渾身の「対話=歴史」。

目次

  • 序論 東アジア・歴史の共有に向けて—日韓関係を通じて考える
  • 第1部 ナショナリズム・日韓関係・東アジア—自己表象と他者認識の病理(日本ナショナリズムの解読;漢字論から見た東アジア;「韓」の痕跡と「日本」の成立—日韓関係の過去と現在;歴史の共有体としての東アジア—東アジア共同体をめぐって)
  • 第2部 日韓・東アジア近代史の共有—歴史の一国化と日露戦争という盲点(百年前の東アジア、現在の東アジア—国際関係から見た日露戦争と韓国併合;閔妃暗殺とは何か—日露戦争の序曲;「閔妃問題」とは何か—角田房子『閔妃暗殺』;日露戦争と日本の独島(竹島)占取;韓国「開国」の歴史—韓国歴史教科書の問題;自国の歴史を世界史の中で捉える)

「BOOKデータベース」 より

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