ランボー『地獄の季節』 : 詩人になりたいあなたへ
著者
書誌事項
ランボー『地獄の季節』 : 詩人になりたいあなたへ
(理想の教室)
みすず書房, 2007.7
- タイトル別名
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ランボー地獄の季節
- タイトル読み
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ランボー ジゴク ノ キセツ : シジン ニ ナリタイ アナタ エ
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注記
読書案内: p136-139
内容説明・目次
内容説明
「言葉の意味は一瞬である。だが言葉の実在の輝きは永遠である」—天才詩人ランボーの『地獄の季節』は、いまなお最高の「現代詩入門」です。詩人になりたい人へ向けて、この「詩と格闘する詩人の物語」を鮮やかに再現します。詩人の心構え、詩的言語の独自性がまっすぐに伝わる本書で、あなたも実作への扉を開けてください。
目次
- テクスト—「錯乱2—言葉の錬金術」
- 第1回 詩がみえてくる(イントロダクション;『地獄の季節』はどう読まれてきたか;『地獄の季節』の現代性;「美」を膝に乗せること—序文のメタポエティック;描写と教訓の否定;「私探し」を超えて—詩人のステータス;「わが無垢のひろがり」;矛盾は矛盾のままに—詩人の言説)
- 第2回 詩が狂おしい(愛と詩;「狂気の処女」—詩人と作品との関係;かくもポップなランボー;詩的言語;言い表しがたいものを書く;朝の時間;アナロジーとイロニー;「語たちの幻覚」へ)
- 第3回 詩が詩を離れてゆく(自壊のプロセス;渇きと飢え;クライマックスあるいは「永遠」;空無の詩学;「私は架空のオペラになった」;減衰的反復;最後のパフォーマンス;最後の最後まで詩だ)
「BOOKデータベース」 より