文学史の古今和歌集
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文学史の古今和歌集
(和泉選書, 160)
和泉書院, 2007.7
- タイトル読み
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ブンガクシ ノ コキン ワカシュウ
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注記
執筆者: 鈴木宏子, 山崎健司, 青栁隆志, 高野晴代, 森正人, 鈴木元, 浅田徹, 久保田啓一, 徳岡涼, 竹嶋麻衣
『古今和歌集』参考文献目録: p229-248
人名・書名・古今和歌集の和歌索引: p249-260
内容説明・目次
内容説明
古今和歌集は成立以来、歌集の規範となり、文学のみならず文化の源泉であり続けた。古今和歌集はどのような文学伝統を継承し、いかなる言葉の世界を織りなしているのか。どのように読み継がれ、享受され、古典となり得たのか。文学史としての古今和歌集をテーマに9人の気鋭の研究者が新見を交えて平易に説き明かす。永青文庫の地で催された「古今和歌集1100年熊本フォーラム」の成果。
目次
- 第1章 『古今和歌集』の世界—生動する歌ことば
- 第2章 『萬葉』から『古今』へ—国風暗黒時代をめぐる一つの解釈
- 第3章 『古今集』前夜—『新撰万葉集』の試みと蹉跌
- 第4章 『古今和歌集』の撰集—女性歌人伊勢の歌はなぜ選ばれたのか
- 第5章 屏風絵と屏風歌と物語
- 第6章 引歌と本歌取り—「古典」としての『古今集』
- 第7章 古今伝授とは何か
- 第8章 近世堂上派の『古今集』享受—萩原宗固を中心に
- 第9章 永青文庫の『古今集』資料
「BOOKデータベース」 より