人間機械論 : 人間の人間的な利用
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書誌事項
人間機械論 : 人間の人間的な利用
みすず書房, 2007.6
- : 新装版
- タイトル別名
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The human use of human beings : cybernetics and society
- タイトル読み
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ニンゲン キカイロン : ニンゲン ノ ニンゲンテキナ リヨウ
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注記
原著第2版(1954刊)の翻訳
標題紙・奥付・背に原著の版表示あり
内容説明・目次
内容説明
本書は、サイバネティックスの父、ノーバート・ウィーナーが一般知識層向けに書いた『人間機械論』の改訂第二版である。そこではサイバネティックスの原理がやさしい言葉やありふれた実例を通して語られながら、人間社会というものが、それがもつメッセージと通信機関の研究を通じてはじめて理解できるものであること、さらにこれらのメッセージや通信機関が発達するにつれて、人から機械へ、機械から人へ、また機械と機械との間のメッセージがますます大きな役割を演ずることが示されている。改訂にあたって著者は、その後のサイバネティックスの思想の普及を考慮して前著における多くの卑近な例の数を減らし、より思想的・哲学的な考察に重きをおき、また初版に含まれていたいくつかの欠陥と首尾一貫していなかった点を改めている。
目次
- 1 歴史におけるサイバネティックス
- 2 進歩とエントロピー
- 3 固定性と学習:通信行動の二つのパターン
- 4 言語の仕組みと歴史
- 5 通信文としての組織
- 6 法律とコミュニケーション
- 7 コミュニケーション・機密・社会政策
- 8 知識人と科学者との役割
- 9 第一次および第二次産業革命
- 10 ある種の通信機械とその将来
- 11 言語、かく乱、通信妨害
「BOOKデータベース」 より