薔薇物語

Author(s)

• Guillaume, de Lorris, fl. 1230
• Jean, de Meun, ca.ca. 1305
• 篠田, 勝英 シノダ, カツヒデ

Bibliographic Information

薔薇物語

ギヨーム・ド・ロリス, ジャン・ド・マン著 ; 篠田勝英訳

（ちくま文庫, [は-35-1]-[は-35-2]）

筑摩書房, 2007.8

• 上
• 下

Other Title

Le roman de la rose

Title Transcription

バラ モノガタリ

Note

書誌: 下p440-454

索引: 下p455-470

1996年6月平凡社より刊行されたものに改訂を加え、上下2巻としたもの

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784480423450

Description

フランス中世アレゴリー文学屈指の巨篇にして文学的知の百科全書、待望の文庫化。さわやかな五月の朝、夢に誘われて“悦楽の園”に迷い込んだ“わたし”は、ナルシスの泉にひざまずき、水底に映った一輪の薔薇の蕾に魅せられる。“愛の神”の矢に射抜かれて臣下となった主人公が、おびただしい寓意人物たちと出会い、ついに愛を手に入れるまでを、のびやかにして学識あふれる訳文で贈る。読売文学賞研究・翻訳賞受賞。

Table of Contents

• 『薔薇物語』前篇（“悦楽”の園；ナルシスの泉—“愛の神”の教え；薔薇の蕾をめぐって）
• 『薔薇物語』後篇（“理性”の勧告；“友”の忠告；“愛の神”の軍勢—“見せかけ”の弁明）

Volume

下 ISBN 9784480423467

Description

“愛の神”の軍勢の総攻撃で嫉妬の城は落城、主人公はついに待望の薔薇の蕾を手中にする。歓待、拒絶、理性、羨望、羞恥、中傷、見せかけ、快楽、富、貧困、自然、生殖の霊ゲニウス…ひめやかな恋の手ほどきと現世的知のアレゴリーの深い森を経めぐった末に辿る、神秘の愛の道行。詳細な註と解説、約１００点の図版に甦る中世の愛の諸相、完結篇。読売文学賞研究・翻訳賞受賞。

Table of Contents

『薔薇物語』後篇（承前）（“老婆”の忠告；攻撃開始；“自然”の告解；“ゲニウス”の説教；総攻撃—巡礼）

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Details

• NCID: BA82777909
• ISBN:
  • 9784480423450
  • 9784480423467
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Original Language Code: fro
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: 2冊
• Size: 15cm
• Classification:
  • NDC8 : 951
  • NDC9 : 951.4
• Parent Bibliography ID:
  • BN00840084