薔薇物語
著者
書誌事項
薔薇物語
(ちくま文庫, [は-35-1]-[は-35-2])
筑摩書房, 2007.8
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Le roman de la rose
- タイトル読み
-
バラ モノガタリ
大学図書館所蔵 件 / 全38件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
書誌: 下p440-454
索引: 下p455-470
1996年6月平凡社より刊行されたものに改訂を加え、上下2巻としたもの
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480423450
内容説明
フランス中世アレゴリー文学屈指の巨篇にして文学的知の百科全書、待望の文庫化。さわやかな五月の朝、夢に誘われて“悦楽の園”に迷い込んだ“わたし”は、ナルシスの泉にひざまずき、水底に映った一輪の薔薇の蕾に魅せられる。“愛の神”の矢に射抜かれて臣下となった主人公が、おびただしい寓意人物たちと出会い、ついに愛を手に入れるまでを、のびやかにして学識あふれる訳文で贈る。読売文学賞研究・翻訳賞受賞。
目次
- 『薔薇物語』前篇(“悦楽”の園;ナルシスの泉—“愛の神”の教え;薔薇の蕾をめぐって)
- 『薔薇物語』後篇(“理性”の勧告;“友”の忠告;“愛の神”の軍勢—“見せかけ”の弁明)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480423467
内容説明
“愛の神”の軍勢の総攻撃で嫉妬の城は落城、主人公はついに待望の薔薇の蕾を手中にする。歓待、拒絶、理性、羨望、羞恥、中傷、見せかけ、快楽、富、貧困、自然、生殖の霊ゲニウス…ひめやかな恋の手ほどきと現世的知のアレゴリーの深い森を経めぐった末に辿る、神秘の愛の道行。詳細な註と解説、約100点の図版に甦る中世の愛の諸相、完結篇。読売文学賞研究・翻訳賞受賞。
目次
『薔薇物語』後篇(承前)(“老婆”の忠告;攻撃開始;“自然”の告解;“ゲニウス”の説教;総攻撃—巡礼)
「BOOKデータベース」 より