イラン音楽 : 声の文化と即興

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イラン音楽 : 声の文化と即興

谷正人著

青土社, 2007.8

タイトル読み

イラン オンガク : コエ ノ ブンカ ト ソッキョウ

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注記

付属資料: CD(1枚 ; 12cm)

引用文献: pxi-xiv

内容説明・目次

内容説明

イラン伝統音楽の「即興」概念を考える上で、「個人の創造性」という視点はどこまで妥当なのか。ウォルター・オングの「声の文化」的精神と「文字の文化」的精神という対比項を援用しながら、演奏者にとってそもそも「自由」や「個性を発揮」というようなあり方が、近代西洋的な意味合いで—「義務的要素」と対置されるような字義通りの概念として—存在しているのかどうかを再検討し、イラン音楽における「作者」「作品」の概念までを問い直す。

目次

  • はじめに—問題の所在
  • 第1章 ラディーフとはなにか—その再定義にむけて
  • 第2章 読譜行為を支える声のイメージ
  • 第3章 即興概念—即興モデルと対峙する演奏者の精神と記憶のあり方
  • 間奏 「語りの文化」としてのイラン音楽
  • 第4章 チャルフ—演奏形式と楽曲構造にみる「廻り」のパラダイム
  • 第5章 グーシェ(旋律型)分析
  • 第6章 即興を学ぶコンテクストの変容—「書くという精神構造」がイラン音楽の営みに及ぼした影響

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA8290275X
  • ISBN
    • 9784791763542
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    252, xivp
  • 大きさ
    20cm
  • 付属資料
    CD1枚
  • 分類
  • 件名
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