三井物産人事政策史1876~1931年 : 情報交通教育インフラと職員組織

書誌事項

三井物産人事政策史1876~1931年 : 情報交通教育インフラと職員組織

若林幸男著

(Minerva人文・社会科学叢書, 130)(明治大学社会科学研究所叢書)

ミネルヴァ書房, 2007.9

タイトル別名

三井物産人事政策史 : 1876〜1931年 : 情報交通教育インフラと職員組織

タイトル読み

ミツイ ブッサン ジンジ セイサクシ 1876 1931ネン : ジョウホウ コウツウ キョウイク インフラ ト ショクイン ソシキ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、近代日本の商業・サービス産業の従業員、サラリーマンがどのようにして発生してきたのかを、電信・電話・交通・教育等の社会的基盤(インフラ・ストラクチャー)の歴史的変遷からの帰結として、主として三井物産の人事戦略という観点から描き出す。それは、使い走り・丁稚奉公制度に象徴される19世紀型ホワイトカラー雇用システムから、新規学卒者採用を中心とする20世紀型ホワイトカラー雇用システムへの移行・定着の過程を明らかにすることでもある。

目次

  • 課題の設定と本書の構成
  • 第1部 一九世紀型ホワイトカラー雇用システムの世界(三井物産の創業と初期の従業員構成;一九世紀型ホワイトカラー雇用システムの実態)
  • 第2部 二〇世紀型ホワイトカラー雇用システムへの移行(通勤制度の確立;国際事業への進出と従業員構成の変化)
  • 第3部 二〇世紀型ホワイトカラー雇用システムの定着(人事課の創設と「新卒定期入社システム」の誕生;「新卒定期入社システム」の矛盾;二〇世紀型ホワイトカラー雇用システムの完成)
  • 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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