異議申し立てとしての文学 : モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性
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書誌事項
異議申し立てとしての文学 : モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性
御茶の水書房, 2007.9
- タイトル別名
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異議申し立てとしての文学 : モーリスブランショにおける孤独友愛共同性
La littérature comme contestation : la solitude, l'amitié et la communauté chez Maurice Blanchot
- タイトル読み
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イギ モウシタテ トシテノ ブンガク : モーリス ・ ブランショ ニオケル コドク、 ユウアイ、 キョウドウセイ
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注記
同名の博士論文 (一橋大学, 2006年) に大幅に加筆修正を施したもの
主要参考文献: p327-344
モーリス・ブランショ略年譜: p345-351
内容説明・目次
内容説明
モーリス・ブランショ—この類まれな作家はいかにして、文学の経験がもたらす非人称的な零度を孤独、友愛、共同性という重層的な仕方で変奏し、文学、思想、政治の諸領域を徹底的に生き抜いたのか。誰のものでもない公共の地平を開く、いかなる権威にも服さない異議申し立ての力。
目次
- 第1部 孤独
- 第2部 友愛(ジョルジュ・バタイユにおける遺棄された者の共犯的友愛;異議申し立ての原理—共同体の不可能性という試練;未知なる者への相互性なき友愛—ブランショによるバタイユ追悼文;政治と倫理の分節化の方へ—エマニュエル・レヴィナスの哲学との対話;強制収容所の経験から残余する友愛と抵抗—ロベール・アンテルムの収容所文学)
- 第3部 共同性(文学と革命の等根源的な力—三〇‐四〇年代のブランショにおける「革命」の問い;生き延びを証言するブランショの自伝的物語『私の死の瞬間』;抵抗の形象—ニヒリズムをめぐるアルベール・カミュとの対話;拒絶と権利—アルジェリア戦争に抵抗する宣言の非人称的な力;「明日、“五月”があった、破壊と構築のための無限の力が」)
「BOOKデータベース」 より