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近代日本と帰化制度

浅川晃広著

溪水社, 2007.9

Other Title

Naturalization in the modern Japan

近代日本と帰化制度

Title Transcription

キンダイ ニホン ト キカ セイド

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Note

博士学位論文(名古屋大学 2005年)に加筆・修正を加えたもの

参考文献一覧: p257-263

Description and Table of Contents

Description

『在日外国人と帰化制度』の続編。両者をあわせることによって、明治初期から現代までの帰化制度の実態が明らかになる。またことのことは、十年来取り組んできた作業に一定の終止符が打たれたことも意味していると考えている。終章でも指摘したように、現在我が国は「人口減少」という未経験の現象に直面している。今後の研究者としての「十年」を見通した場合、本書で明らかにしたような歴史を念頭にしつつ、中長期的未来の「人の移動」のあり方について、真剣に考え、その考えを公表していきたいと思う。

Table of Contents

  • 序章 近代国民国家体制における「人の移動」と「帰化制度」
  • 第1章 帰化制度成立前の「特別の詮議」による帰化
  • 第2章 明治国籍法の成立と帰化制度の誕生
  • 第3章 近代日本の帰化許可者華人・宣教師・欧米系移民
  • 第4章 「特別の功労」による帰化
  • 第5章 近代日本の帰化行政と帰化手続
  • 第6章 明治国籍法から昭和国籍法へ—旧植民地出身者の国籍処理を中心に
  • 終章 近代日本、「人の移動」と帰化制度

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Details

  • NCID
    BA83074438
  • ISBN
    • 9784874409800
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    広島
  • Pages/Volumes
    vi, 274p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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