制裁論を超えて : 朝鮮半島と日本の「平和」を紡ぐ

書誌事項

制裁論を超えて : 朝鮮半島と日本の「平和」を紡ぐ

中野憲志編 ; 藤岡美恵子 [ほか] 著

新評論, 2007.8

タイトル別名

制裁論を超えて : 朝鮮半島と日本の平和を紡ぐ

タイトル読み

セイサイロン オ コエテ : チョウセン ハントウ ト ニホン ノ ヘイワ オ ツムグ

大学図書館所蔵 件 / 56

この図書・雑誌をさがす

注記

その他の著者: Lee Heeja, 金朋央, 宋勝哉, 寺西澄子, 越田清和, 中野憲志

読者に紹介したい20冊: p279-287

内容説明・目次

内容説明

「北朝鮮問題」の解明と解決のために。「平和国家」日本のダブル・スタンダードを問う。私たちは何を怖れているのか。

目次

  • 序文 国家の論理から離れて「北朝鮮問題」を考える(核と拉致を歴史の文脈に置きなおす;「北朝鮮問題」の解明と解決のために)
  • 第1章 植民地主義の克服と「多文化共生」論(北朝鮮表象における植民地主義;植民地主義はいかにして継続してきたのか;脱植民地主義と「多文化共生」)
  • 第2章 未来に向けての過去—私にとっての北朝鮮核問題(在日韓国・朝鮮人と「祖国」;朝鮮戦争;戦後の日本にとっての平和;朝鮮半島の統一問題;日本と北朝鮮)
  • 第3章 北朝鮮との向き合い方—「内在的接近」をめぐって(韓国社会における北朝鮮への「内在的接近」;「内在的接近」と在日コリアン・日本社会;核実験に対する「内在的/批判的接近」)
  • 第4章 制裁ではなく、協力を(政府による国際協力と戦争責任;植民地主義を克服する国際協力;民衆による国際協力への途)
  • 第5章 安保を無みし、「平和」を紡ぐ(安保と改憲—「北朝鮮バッシング」の背後に潜むもの;安保と「自衛軍」;二一世紀の日米同盟戦略)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ