新しい国語への歩み
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書誌事項
新しい国語への歩み
(平凡社ライブラリー, 623 . 日本語の歴史||ニホンゴ ノ レキシ ; 6)
平凡社, 2007.9
- タイトル別名
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新しい国語への歩み
- タイトル読み
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アタラシイ コクゴ エノ アユミ
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注記
底本: 『日本語の歴史』(1976年刊, 第2版第1刷)
内容説明・目次
内容説明
日本人の深層にあって、民族のエネルギーを作り出す見えざる力“日本語”を正しく把握するために、日本語の歴史を日本人の言語生活の歴史として、また日本文化の骨格を作ることばの文化史として捉え、広範な視点から語り尽くした名著の復刊。第6巻は、明治期の日本語の大きな変化をくわしく描く。西欧文明の受容、言文一致運動、国語教育の形成などを経つつ、「国語」をつくりだす様々な力はどう働いたか。
目次
- 第1章 江戸から東京へ(歴史の舞台に東京の幕開く;性格のちがう江戸語と東京語;新しい文章への道はけわしい)
- 第2章 西欧文明の波をかぶった日本語(オランダが伝えた西欧文明の第二波;オランダ語と日本語との関係;新洋学の台頭;英語が日本語に及ぼした影響;言文一致の開花)
- 第3章 新しい国語の意識とその教育(国語への意識の目ざめ;学制の目ざした国語教育;標準語への志向と小学読本の変遷;明治の文語の占める位置)
- 第4章 語彙の世界に明治を探る(語彙のうえに明治維新はあったか;欧化の背後にある漢語の流行;舶来ことばのたどる道)
- 第5章 方言の消長(明治の“国語”づくりと標準語;方言撲滅運動への推移;共通語時代の到来と方言の運命)
「BOOKデータベース」 より