シルヴィア・プラス愛と名声の神話
著者
書誌事項
シルヴィア・プラス愛と名声の神話
思潮社, 2007.9
- タイトル別名
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シルヴィアプラス愛と名声の神話
愛と名声の神話 : シルヴィア・プラス
- タイトル読み
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シルヴィア プラス アイ ト メイセイ ノ シンワ
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注記
シルヴィア・プラス年譜 上杉裕子制作 高市順一郎編集: p246-255
引用テクスト、及び参考文献: p256-258
内容説明・目次
内容説明
「愛も死も芸術なのよ!」—シルヴィア・プラスの伝記小説『ベル・ジャー』から最後の『エアリアル』詩篇まで、5名の日本最尖鋭の学者・詩人が新たに50篇の詩の完訳と、テッド・ヒューズの『誕生日の手紙』から10篇の相対詩篇(抄訳)を透射させ、これまでのフェミニスト偏重の伝記評論を打破し、フィギュール(形象)論的、かつ逆構築的霊知の視界から、シルヴィア・プラスの昇化と聖化の神話構成詩に、真直な読み/解義を与える。
目次
- 第1章 愛と自殺未遂と再生—『ベル・ジャー』の時代
- 第2章 心と風景の対位法—シルヴィアとテッドの三つの相対詩篇
- 第3章 巫女シルヴィアとその仲間たち—『巨像』における異界と幻視
- 第4章 破局とカタルシスへの途—『水辺を渡って』に見る歪む男女関係
- 第5章 女性存在の不安と終局と昇化—『冬の木立』における反男性世界
- 第6章 「極限」Edgeと「木霊」Echo 「樹」と大夢と喪失の傷痕—『エアリアル』詩篇:「生命の樹」と「受難の樹」
- 第7章 「火」と二つの顔—『エアリアル』詩篇:「赤」と「黒」と霊化
- 第8章 「極限」と死の手紙—『エアリアル』詩篇:女の完成と詩の星化
- 附章 シルヴィア・プラス年譜
「BOOKデータベース」 より