抑うつの精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法による援助の実際
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書誌事項
抑うつの精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法による援助の実際
(精神分析臨床シリーズ)
金剛出版, 2007.9
- タイトル別名
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抑うつの精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法による援助の実際
- タイトル読み
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ヨクウツ ノ セイシン ブンセキテキ アプローチ : ビョウリ ノ リカイ ト シンリ リョウホウ ニ ヨル エンジョ ノ ジッサイ
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注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書では、「うつ病」と診断されうる病態は「抑うつ」の一部にすぎないことを明らかにし、真に「抑うつ」というこころの状態への対象関係論的な理解と治療を示す。
目次
- 第1部 視点(「抑うつ」についての理論)
- 第2部 治療の実際(懲罰の恐怖と罪悪感—「罰が当たる」と怯える青年期女性での信仰と抑うつ;抑うつと二重の喪失体験—罪悪感・エディプス葛藤・性徴不全;悲しみをこころに置いておけないこと—抑うつ状態についての覚書;あるヒステリーにみる抑うつ;迫害的な抑うつ、あるいは抑うつによる迫害—パーソナリティの病理構造体の働きとの関連から;躁うつ病における同一化の交代—躁うつ病の精神分析的心理療法)
- 第3部 コンテイニング(mourning workを抱える環境のマネージメント—管理医の役割;抑うつ状態の看護—患者を抱える環境として、援助する人として)
- 抑うつの研究史—精神分析的アプローチの役割をめぐって
- 解題
「BOOKデータベース」 より