象徴天皇という物語
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象徴天皇という物語
(ちくま学芸文庫, [ア2-5])
筑摩書房, 2007.10
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象徴天皇という物語
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ショウチョウ テンノウ トイウ モノガタリ
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Note
参考文献: p221-224
1990年9月筑摩書房より刊行
Description and Table of Contents
Description
象徴とは何か。象徴天皇制とは何か。根底から問われることのなかったこの問いに真正面から取り組み、あいまいさのぬぐえぬこの制度を支えたイデオロギーの系譜を緻密に検証する。前半では、象徴天皇制のいわば生みの親となった津田左右吉と和辻哲郎の論考や、象徴天皇制を歴史的見地から補強しようとした石井良助の天皇不親政論、「象徴」という器に独自の美学を盛り込もうとした三島由紀夫の天皇論を論じる。後半では、大嘗祭に天皇制の宗教的な核を見出した柳田国男と折口信夫の論を分析する。象徴天皇制の根源に厳しく迫り、天皇論の基本図書となった名著。
Table of Contents
- 神と人間のはざまに
- 象徴
- 全体意志
- 不親政
- 文化概念
- 村の祭り
- 天皇霊
- 象徴の涯てに
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