幕末の朝廷 : 若き孝明帝と鷹司関白

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幕末の朝廷 : 若き孝明帝と鷹司関白

家近良樹著

(中公叢書)

中央公論新社, 2007.10

タイトル読み

バクマツ ノ チョウテイ : ワカキ コウメイテイ ト タカツカサ カンパク

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注記

関係年表: p314-318

主要参考文献: p319-323

内容説明・目次

内容説明

孝明天皇といえば、近年の研究では、朝廷の実権を握る摂関家や、開国を迫る幕府に、敢然と立ち向かった豪胆な性格の人物とされる。しかし史料から浮かび上がるのは、周囲への配慮と優しさをみせ、重大な決断を迫られて苦悩する姿である。孝明天皇の実像とは?なぜ岩倉具視ら中下層公家集団が発言力を持つようになったのか?本書では、考明天皇や関白鷹司政通らの動向を中心に、公家社会の実態に迫り、幕末史の新たな視点を示す。

目次

  • 第1章 孝明天皇は豪胆な性格の持ち主か
  • 第2章 幕末期的状況とは何か
  • 第3章 ペリー来航とその影響
  • 第4章 ペリー再航後の朝廷
  • 第5章 孝明天皇はなぜ開国路線の前に立ちはだかったのか
  • 第6章 安政五年の朝廷

「BOOKデータベース」 より

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