加耶と倭 : 韓半島と日本列島の考古学

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加耶と倭 : 韓半島と日本列島の考古学

朴天秀著

(講談社選書メチエ, 398)

講談社, 2007.10

タイトル読み

カヤ ト ワ : カンハントウ ト ニホン レットウ ノ コウコガク

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内容説明・目次

内容説明

任那日本府はなかった。韓半島に存在する倭人前方後円墳の意義とは。藤ノ木古墳になぜ新羅産馬具が副葬されたのか。韓日考古学の成果を総合し、加耶から百済・新羅に至る古代韓日交渉史を新たな視点で読み直す画期的論考。

目次

  • 第1章 古代韓日交渉史を見なおす(古代の韓日交渉史への問題提起;古代韓日交渉史研究の新しい地平;新たな古代韓日交渉史へ)
  • 第2章 加耶と倭—古代韓日交渉の始まり(金官加耶と倭;阿羅加耶と倭;小加耶と倭;大加耶と倭)
  • 第3章 「任那日本府」はなかった—百済と倭(在地首長か倭人か—栄山江流域の前方後円墳;前方後円墳はいつ造られたか;個々の前方後円墳の分析;被葬者はだれか—栄山江流域と九州地域の関係;倭人の役割は何か;なぜ倭人の前方後円墳が造られたのか)
  • 第4章 藤ノ木古墳馬具の出自はどこか—新羅と倭(新羅と倭は敵対的ではなかった;日本列島の新羅文物;新羅地域の日本列島文物;頻繁な交渉はなぜ起こったか)
  • 終章 古代韓日交渉をどう見るか

「BOOKデータベース」 より

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