書誌事項

遺伝子技術の社会学

柘植あづみ, 加藤秀一編著

(ソキウス研究叢書, 4 . テクノソサエティの現在||テクノ ソサエティ ノ ゲンザイ ; 1)

文化書房博文社, 2007.9

タイトル別名

Studies of technosociety

Sociology of genomics

タイトル読み

イデンシ ギジュツ ノ シャカイガク

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注記

執筆者: 松原洋子, 藤川賢, 大瀧敦子, 橳島次郎, 西川伸一, 柿原泰, 齋藤有紀子, 武藤香織

引用・参考文献: 巻末pviii-xviii

収録内容

  • 序文 / 柘植あづみ著
  • 遺伝子決定論、あるいは〈運命愛〉の両義性について : 言説としての遺伝子/DNA / 加藤秀一著
  • 遺伝子・患者・市民 / 松原洋子著
  • コラム1 : 遺伝子を扱うルールの形成 : その望ましいあり方 / 橳島次郎著
  • コラム2 : 生命倫理問題とは : ヒトES細胞をめぐる議論を例に / 西川伸一著
  • 遺伝子組換え問題をめぐる消費者の弱点 : 先端技術リスクの当事者として / 藤川賢著
  • コラム3 : 遺伝子組み換えの科学技術と倫理 / 柿原泰著
  • ディスアビリティとインペアメントの間 : 遺伝子技術をめぐる「当事者」へのインタビュー調査 / 大瀧敦子著
  • コラム4 : 「卵を提供すること」について考える : 医学研究のために卵を提供する可能性のある人へのヒアリング調査から / 齋藤有紀子著
  • コラム5 : 「オーダーメイド医療」からみえる科学性と不確実性 / 武藤香織著
  • 遺伝子化された生を越える / 柘植あづみ著
  • 解説 / 加藤秀一著

内容説明・目次

目次

  • 第1章 遺伝子決定論、あるいは“運命愛”の両義性について—言説としての遺伝子/DNA(「DNA神話」の現在;遺伝子決定論とは何か;遺伝子決定論/本質主義の大衆的意味;遺伝子決定論/本質主義の深奥)
  • 第2章 遺伝子・患者・市民(遺伝性疾患患者・家族のアドボカシー;断片化する身体;ジェネティック・シティズンシップの将来)
  • 第3章 遺伝子組換え問題をめぐる消費者の弱点—先端技術リスクの当事者として(遺伝子組換え作物の普及と議論;食品安全性問題に関する消費者への期待と役割;消費者の社会的選択と不安;不確実性に当事者として対応する)
  • 第4章 ディスアビリティとインペアメントの間—遺伝子技術をめぐる「当事者」へのインタビュー調査(分析枠組みとしてのディスアビリティとインペアメント;共通体験としての「無力化(disabling)された自己」;無力化からの解放の手法;まとめに代えて)
  • 第5章 遺伝子化された生を越える(病気/障害の経験;病気/障害と治療;遺伝病へのまなざし;結論)

「BOOKデータベース」 より

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