中国の危ない食品 : 中国食品安全現状調査
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中国の危ない食品 : 中国食品安全現状調査
草思社, 2007.10
- タイトル別名
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民以何食為天
What kind of God : a survey of the current safety of China's food
- タイトル読み
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チュウゴク ノ アブナイ ショクヒン : チュウゴク ショクヒン アンゼン ゲンジョウ チョウサ
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内容説明・目次
内容説明
中国食品が世界の食卓を脅かしている。だが、国内の食品汚染はもっと深刻だ。ホルモン剤を添加した養殖水産物が原因で性早熟児があらわれた。喘息治療薬で赤身化したブタ肉による中毒事件の多発。発癌性のある合成染料で卵の黄身を鮮やかにする。下水のゴミ油を加工して屋台の食用油や安いサラダ油に。農地には水銀がしみ込み、水道管の八割に鉛塩が使われている。不衛生、利益優先・安全無視。いったい中国では何を食べたらいいのか。4年にわたり、食品の安全問題を取材してきた中国人ジャーナリストが、恐るべき実態とその社会的背景に鋭く迫り、2006年度のドイツ「ユリシーズ国際ルポルタージュ文学賞」佳作となった衝撃の報告。日本はこれらの汚染食品を水際で食い止められるのだろうか—。
目次
- 第1章 民族の命運にかかわる「食品汚染」
- 第2章 豚の赤身肉が「妖怪」になるまで
- 第3章 恐るべき食品危害
- 第4章 経済のグローバル化と「食の安全」をめぐる戦い
- 第5章 引き裂かれた「天」を修復する—食品の安全は守れるのか
- 著者へのインタビュー—悪化の一途をたどる中国国内の食品安全問題
- 識別法 中国で食品を買うときの注意と選び方
「BOOKデータベース」 より