猫の大虐殺
著者
書誌事項
猫の大虐殺
(岩波現代文庫, 学術 ; 185)
岩波書店, 2007.10
- タイトル別名
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The great cat massacre and other episodes in French cultural history
- タイトル読み
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ネコ ノ ダイギャクサツ
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注記
単行本『猫の大虐殺』(1996年、岩波書店刊)から1・2・4・6章を抜粋した新編集版
内容説明・目次
内容説明
一八世紀初頭のある日、パリの労働者街の猫がのこらず殺された、と記す印刷職人の手記は、何を物語るのか。史料の奥底に隠された大革命以前の人びとの心性に、わずかな手がかりをもとに犯人をつきとめる名探偵のような鮮やかな推理で迫る。社会史研究の先駆的達成と評価される原書から、中核的論文四本を抜粋して収録。著者自身による解説も兼ねた「第三版への序文」を付す。
目次
- 農民は民話をとおして告げ口する—マザー・グースの意味
- 労働者の叛乱—サン・セヴラン街の猫の大虐殺
- 作家の身上書類を整理する一警部—フランス文壇の分析
- 読者がルソーに応える—ロマンティックな多感性の形成
「BOOKデータベース」 より