恩寵の旅路 : 時の中洲で

書誌事項

恩寵の旅路 : 時の中洲で

長倉久子著

知泉書館, 2007.9

タイトル読み

オンチョウ ノ タビジ : トキ ノ ナカス デ

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内容説明・目次

内容説明

若き日にトマスやボナヴェントゥラの研究のため、フランス政府給費留学生として初めてストラスブールの地を踏んでから数十年、多くの研究者や友人、そして市民との出逢いを通して、この地は著者にとり第二の故郷となった。幾たびとなくヨーロッパを訪れ、多くの知人たちの消息から浮かび上がってくる、人生の光と影を見つめながら、今ここでの巡り合わせの中で感じ取られる喜びや悲しみの経験は、生きて在ることの不思議に満ちたものであった。日常生活の中での異文化や他者との触れ合いを通して、ヨーロッパが永きにわたり育み、失ってきたもの、かれらの心の底に息づいている信仰など、時の中洲に立ちどまり折々に紡がれてきた珠玉のエッセー集。

目次

  • 1 ストラスブール(イヴォンヌ;おばあさんの赤いいちご ほか)
  • 2 世界のどこかで(壁;ほんとうの世界 ほか)
  • 3 私の研究(大学紛争のただ中で;一期一会の露風先生 ほか)
  • 4 折々に(ジャン・ギャバンの馬と人間の値;じゃが芋の芽 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA83444005
  • ISBN
    • 9784862850171
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 383p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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