評伝パウル・ツェラン
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評伝パウル・ツェラン
慶應義塾大学出版会, 2007.10
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Paul Celan
評伝パウルツェラン
パウル・ツェラン : 評伝
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ヒョウデン パウル ツェラン
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Note
欧文タイトルはカバー・ジャケットによる
パウル・ツェラン略年譜: p465-473
参考文献: 巻末p10-20
Description and Table of Contents
Description
戦後ヨーロッパを代表するドイツ系ユダヤ人の詩人、パウル・ツェラン(Paul Celan,1920〜70)。多民族・多言語が往来する東欧の都市チェルノヴィッツでの誕生から、強制収容所での両親の死、豊かな文学的交友と裏腹のいわれなき誹謗中傷、そして、やがて訪れるセーヌ川での最期まで—。栄光と奈落の間に生きた激動の半世紀を、新資料を含む一次資料や、ツェランの知人・友人へのインタヴュー成果を交えて精巧に描いた初の本格評伝。
Table of Contents
- プロローグ—チェルノヴィッツ、人間と書物が生きていた土地
- カスターニエンの樹々の向こうには世界がある—幼年時代(一九二〇〜三〇)
- 成長—初めての詩作(一九三〇〜三八)
- 黒い雪片—母に届けられなかった手紙(一九三九〜四四)
- 死のフーガ—ブカレストでの青春(一九四五〜四七)
- 鏡の中は日曜日—古都ウィーンに燃える恋(一九四七〜四八)
- グラスの中の停泊地—パリ初期(一九四八〜五二)
- 慰めようとしない輝き—新しい死、新しい誕生(一九五三〜五七)
- あらゆるあなたの悲しみの上に—栄光と奈落のあいだで(一九五八〜六〇年)
- 盲目へと説き伏せられて—崩壊の予兆(一九六一〜六三)
- 息の結晶—妻との共同作業(一九六四〜六六)
- 心の中に来るべき言葉を期待して—ハイデガーとの邂逅と五月革命(一九六七〜六八)
- 言え、エルサレムはあると—最後の日々(一九六九〜七〇)
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