書誌事項

社会科学の実験アプローチ

河野勝, 西條辰義編

勁草書房, 2007.10

タイトル読み

シャカイ カガク ノ ジッケン アプローチ

大学図書館所蔵 件 / 202

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • 実験アプローチの台頭は何を物語るか / 河野勝著
  • 経済学を超えて
  • 経済学における実験手法について考える : 「日本人はいじわるがお好き?!」プロジェクトを通じて / 西條辰義著
  • 公共選択と感情 / フランス・ファン・ヴィンデン著
  • 共有資源ゲームにおける提携形成 : 実験によるアプローチ / ヤナ・フィラステコヴァ, 船木由喜彦, ダーン・ファン・スースト著
  • 政治学への挑戦
  • 中選挙区下での選挙競争を理解する : シュミレーションによるひとつの検討 / 中村悦大, 茶本悠介, 村田忠彦著
  • 信念体系,経済機会と不平等 : コロンビアにおける実験 / マリオ・チャコン,サンティアゴ・スアレス著
  • さらなるフロンティアへ
  • 文化への制度アプローチ / 山岸俊男著
  • 実験における戦略的推論能力の影響 / 竹内あい著
  • 損失に人はどう反応するか : 行動論および神経生物学的アプローチ / グレゴリー・S.バーンズほか著

内容説明・目次

内容説明

変容する知、進化するアプローチ。いま社会科学を進化させているのは、研究方法の標準化である。方法論のフロンティアを切り拓く実験・シミュレーションとは、いったいどんな研究なのか?本書は、実験アプローチに基づく新しい研究成果をまとめ、日本の読者に紹介しようという目的で編まれたものである。このなかには、実験ラボなどで実際に被験者を対象にして行う「実験」(experiment)の手法を用いた研究7篇と、コンピュータの高速計算機能を駆使して行ういわゆる「シミュレーション」(simulation)の手法を用いた研究1篇を収めている。

目次

  • 実験アプローチの台頭は何を物語るか
  • 第1部 経済学を超えて(経済学における実験手法について考える—「日本人はいじわるがお好き?!」プロジェクトを通じて;公共選択と感情;共有資源ゲームにおける提携形成:実験によるアプローチ)
  • 第2部 政治学への挑戦(中選挙区下での選挙競争を理解する—シミュレーションによるひとつの検討;信念体系、経済機会と不平等—コロンビアにおける実験)
  • 第3部 さらなるフロンティアへ(文化への制度アプローチ;実験における戦略的推論能力の影響;損失に人はどう反応するか—行動論および神経生物学的アプローチ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ