「資源繁殖の時代」と日本の漁業
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書誌事項
「資源繁殖の時代」と日本の漁業
(日本史リブレット, 90)
山川出版社, 2007.10
- タイトル別名
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資源繁殖の時代と日本の漁業
- タイトル読み
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シゲン ハンショク ノ ジダイ ト ニホン ノ ギョギョウ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
クジラ・マグロ・ウナギ…。私たちの食卓を彩ってきた魚たちをとりまく国際的な状況に、二十世紀末から大きな変化が生じています。食肉への不安や健康志向の高まりで、魚の消費量は世界的に増加傾向にあり、世界の漁場は水産資源の争奪戦の様相を呈しはじめています。資源枯渇の危機に瀕している魚種も少なくありません。水産資源問題は、二十一世紀の日本、さらには世界のゆく末に、大きな影響を及ぼす問題の一つとなっていくことでしょう。では、日本の人びと、さらには世界の人びとは、水産資源問題をいつごろから意識化しはじめ、どのような対応を行ってきたのでしょうか。本書では、その起源を問いながら、「水産資源問題の社会史」の出発点を描いています。
目次
- 資源保全史の視点で描く漁業・漁政史
- 1 水産資源繁殖をめざす十九世紀末の日本
- 2 近世の資源保全慣行
- 3 資源保全政策の登場
- 4 資源繁殖という理念と政策の登場
- 5 資源繁殖の時代
「BOOKデータベース」 より