カナダ・ナショナリズムとイギリス帝国

書誌事項

カナダ・ナショナリズムとイギリス帝国

細川道久著

刀水書房, 2007.10

タイトル別名

カナダナショナリズムとイギリス帝国

タイトル読み

カナダ ナショナリズム ト イギリス テイコク

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注記

博士論文「一九世紀末〜二〇世紀後半のカナダ社会におけるイギリス帝国のプレゼンスの意味とその変容」 (東京大学, 2005年) を元にしたもの

参考文献: p237-260

内容説明・目次

内容説明

本研究は、第一次大戦以降までも対象に入れ、カナダ・ナショナリズムの進展にともない、イギリス帝国への貢献や帰属を説く意義がどのように変化していったのかを、カナダの支配層であるイギリス系の認識の変化に注目しながら考察する。とりわけイギリス系エリートたちは、カナダ社会の統合や自立をめざす過程で、イギリス帝国をいかに認識し、その認識をどのように変化させていったのだろうか。憲政・制度、外交、経済政策ではなく、社会・文化面でのカナダとイギリス帝国との関係の変容を考察した。

目次

  • 第1章 序論
  • 第2章 一九世紀後半におけるカナダ・ナショナリズムとイギリス帝国
  • 第3章 一九世紀末におけるカナダ・ナショナリズムとイギリス帝国
  • 第4章 カナダ・ナショナリズムの伸長とイギリス帝国—オンタリオ州帝国記念日ブックレット類の分析
  • 第5章 結論

「BOOKデータベース」 より

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