サイレントからトーキーへ : 日本映画形成期の人と文化

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サイレントからトーキーへ : 日本映画形成期の人と文化

岩本憲児著

森話社, 2007.10

タイトル読み

サイレント カラ トーキー エ : ニホン エイガ ケイセイキ ノ ヒト ト ブンカ

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注記

略年表: p312-315

内容説明・目次

内容説明

大正から昭和初期、サイレントからトーキーに移行する時代の日本映画の表現形式をさぐるとともに、さまざまな領域から映画に関与した人々や、勃興する映画雑誌をとりあげて、モダニズム時代の映画とその周辺文化を描く。

目次

  • プロローグ 雑誌『蒲田』と松竹モダニズム
  • 1 サイレントからトーキーへ(接近と離脱—クロースアップの思想;連続と切断—モンタージュの思想;トーキー初期の表現;連鎖劇からキノドラマへ;和製ミュージカル映画の誕生)
  • 2 異領域から映画へ(権田保之助—社会学者の映画観;小山内薫—演劇人の映画実践;寺田寅彦—物理学者の映画論;村山知義・中井正一・清水光—モダニストたちの映画美学)
  • 3 映画雑誌の誕生と批評の展開(『活動写真界』の創刊—現存する日本最古の映画雑誌;『キネマ・レコード』と帰山教正—日本映画批判の急先鋒;『活動画報』と大正期の映画雑誌—創刊ラッシュの時代;『キネマ旬報』の創刊—映画雑誌の黄金時代;『キネマ旬報』の成長—記事と批評の確立)
  • エピローグ 溝口健二と傾向映画『都会交響楽』

「BOOKデータベース」 より

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