窪田空穂論
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書誌事項
窪田空穂論
(角川学芸ブックス)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2007.11
- タイトル読み
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クボタ ウツボ ロン
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注記
芸術生活社 昭和51年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
窪田空穂は農の心を文学の身上とし、愛妻・藤野の死後「故郷回帰」がさらに強まる。本書はその思考プロセスを死・孤坐・ユーモア・老いなどをキーワードにして多面的に分析。現代に通じる近代文学の新鮮さと、空穂が開拓した“生活に根ざした浪漫性”とも言うべき文学観を指摘する屈指の名著。
目次
- 死を超える思念
- 自歌自釈の意図と背離—空穂の自作評
- 俯仰の位相—空穂における明るい空と暗い灯
- 孤坐しつつの歌—まぶた重し
- 『まひる野』の短歌史的な位置について
- 歌とユーモア
- 鉄幹との訣別—初期抒情『まひる野』
- 老いの艶
- 微視的自然観から巨視的自然観へ
- 空穂秀歌鑑賞
「BOOKデータベース」 より