決闘裁判 : 世界を変えた法廷スキャンダル

書誌事項

決闘裁判 : 世界を変えた法廷スキャンダル

エリック・ジェイガー著 ; 栗木さつき訳

早川書房, 2007.11

タイトル別名

The last duel : a true story of crime, scandal, and trial by combat in medieval France

タイトル読み

ケットウ サイバン : セカイ オ カエタ ホウテイ スキャンダル

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注記

参考文献: p300-307

内容説明・目次

内容説明

1386年、百年戦争さなかのフランスで、後世に名を残すひとつの決闘裁判がおこなわれた。ことの発端は、およそ1年前。ノルマンディの騎士ジャン・ド・カルージュの妻が強姦され、犯人として従騎士ジャック・ル・グリの名が挙げられた。重罪犯としてル・グリの処刑を望むカルージュと無罪を訴えつづけるル・グリ。ふたりの主張は平行線をたどり、一向に解決を見ない争いの決着は、生死を賭けた決闘裁判にゆだねられた。そして12月29日の寒い朝、王侯貴族や数千もの群衆が見つめるなか、甲冑に身を固めたふたりの男が、いっぽうが血を流して倒れるまで闘いつづけたのである。当時の人々が両者の支持をめぐって真っ二つに分かれたように、この決闘は、数世紀にわたって物議をかもし、後世の歴史家たちの意見も割れた。ほんとうのところ、罪を犯したのは誰だったのか、と。多くの研究者を虜にしてやまないこの事件の真相は、どこに隠されているのだろうか。

目次

  • 1 カルージュ
  • 2 宿恨
  • 3 戦いと攻城
  • 4 最悪の犯罪
  • 5 決闘申し込み
  • 6 審理
  • 7 神判
  • 8 宣誓と最後のことば
  • 9 死闘
  • 10 女子修道院と遠征

「BOOKデータベース」 より

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