皇居前広場
著者
書誌事項
皇居前広場
(ちくま学芸文庫, [ハ-26-1])
筑摩書房, 2007.12
増補
- タイトル別名
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増補皇居前広場
- タイトル読み
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コウキョマエ ヒロバ
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注記
シリーズ番号はカバーによる
光文社新書091(光文社, 2003)として刊行されたものに補論として「田植え歌からYOSHIKIまで」(『図書』第651号, 岩波書店, 2003)を増補した
宮城・皇居前広場関連年表: p251-264
内容説明・目次
内容説明
東京の中心にある「空虚な空間」皇居前広場。「日本人」なら誰でも知っているこの広大な広場は、しかしもう半世紀以上もほとんど使われていない。かつての、日本で最大の政治空間から、忘却された空間へというその変容は、なぜ起こったのか。ここを定点観測点として見えてくる「明治」「大正」「昭和」、そして戦後占領期や戦後独立期の思想状況とは。当時の新聞・雑誌、日記や回想録、小説、映像、書簡などを駆使して、政治空間としての「皇居前広場」から近現代の思想史を追い、近代天皇制における「視覚的支配」の実態に迫る意欲作。文庫化に当たり天皇制と音楽をめぐる補論を増補。
目次
- 第1章 皇居前広場とは何か
- 第2章 「無用の長物」—第1期
- 第3章 天皇制の儀礼空間として—第2期
- 第4章 占領軍・左翼勢力・天皇—第3期
- 第5章 空白と復興と—第4期・第5期
- 第6章 再論・皇居前広場とは何か
- 補論 田植え歌からYOSHIKIまで—天皇制と音楽をめぐって
「BOOKデータベース」 より