マックス・ヴェーバー : ある西欧派ドイツ・ナショナリストの生涯
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マックス・ヴェーバー : ある西欧派ドイツ・ナショナリストの生涯
東京大学出版会, 2007.12
- タイトル別名
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Max Weber : a biography of a westernised German nationalist
マックスヴェーバー : ある西欧派ドイツナショナリストの生涯
- タイトル読み
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マックス ヴェーバー : アル セイオウハ ドイツ ナショナリスト ノ ショウガイ
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注記
著者の博士論文「マックス・ヴェバーとドイツ国民国家--ドイツ・ナショナリズムに関する一試論」を加筆修正したもの(あとがきによる)
史料・文献一覧: 巻末p8-33
年譜: 巻末p34-39
内容説明・目次
内容説明
ドイツの未来に賭けた知的巨人は政治と如何に格闘したか?激動の時代を駆け抜けた波瀾の生涯を、未公刊史料に基づき描いた斬新なヴェーバー伝。
目次
- 序論 西欧主義の脱構築
- 第1章 政治的人格の形成—一八六四年‐一八九二年(生育環境;政治的古典との対決;政治史叙述の試み;学生組合への加入;軍隊生活の体験;ドイツ内政の考察)
- 第2章 プロイセン・ユンカーとの対決—一八九二年‐一九〇四年(「非常に純粋なブルジョワ」の貴族批判;ポーランド人農業労働者論の展開;取引所論の展開;フリードリヒ・ナウマンとの連携;フライブルク講演「国民国家と経済政策」;神経症の苦悩)
- 第3章 ドイツの人間的基礎への批判—一九〇四年‐一九一四年(「市民層の封建化」論;「官僚制」論;アメリカ旅行による刺激;ロシヤ政治の分析)
- 第4章 第一次世界戦争での奮闘—一九一四年‐一九一八年(政治的学者の「出陣」;戦争目的論の展開;東中欧民族問題への取り組み;アメリカ合衆国参戦回避の運動;ドイツ帝国及び連邦諸国の内政改革構想)
- 第5章 失意の死—一九一八年‐一九二〇年(ドイツ帝国の崩壊;ドイツ国民国家保全の闘争;ヴァイマール共和国の国制構想;最終局面)
- 結論 知性主義の逆説
「BOOKデータベース」 より