大航海時代の東アジア : 日欧通交の歴史的前提
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大航海時代の東アジア : 日欧通交の歴史的前提
吉川弘文館, 2007.12
- タイトル読み
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ダイコウカイ ジダイ ノ ヒガシアジア : ニチオウ ツウコウ ノ レキシテキ ゼンテイ
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注記
博士論文「大航海時代の『三国』世界」 (東京大学, 2006年) に加筆、修正を加えたもの
付表 日本関係既刊欧文書簡一覧: 巻末p12-83
内容説明・目次
内容説明
十五世紀の環シナ海域は、使船が公式な外交ルートであったが、十六世紀に入ると夷船が跋扈する。東南アジア・インド・ヨーロッパへ拡大した夷船の多様な通交形態を探り、日本をめぐる国際環境の実態を解明した意欲作。
目次
- ふたつの三国のはざまで
- 第1部 室町幕府と遣外使節(室町幕府の外交奉行;諸国王使をめぐる通交制限;中世後期における外国使節と遣外国使節)
- 第2部 使船から夷船へ(『戊子入明記』に描かれた遣明船;倭寇的遣明使節;日欧通交の成立事情)
- 第3部 夷船交通の成立(フィレンツェ国立文書館所蔵史料にみる大航海時代点描;一六世紀後半のフィリピン;天正遣欧使節とアレッサンドロ・ヴァリニャーノ)
- 新たなる三国世界への海図
「BOOKデータベース」 より