中国における「近代知」の生成

書誌事項

中国における「近代知」の生成

高柳信夫編著

(学習院大学東洋文化研究叢書)

東方書店, 2007.12

タイトル別名

中国における近代知の生成

タイトル読み

チュウゴク ニオケル キンダイチ ノ セイセイ

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

「中華‐夷狄」という枠組みの転換を迫られた中国の知識人たちは、国際社会のなかで「中国」をいかなる存在として捉え直したのか。思想・歴史・文学・地理・言語・政治などに関する彼らの多様な言説を材料として解明する。

目次

  • 美学にとって「中国」とは何か—朱光潜の中国的モダニズム
  • 反響しあう東と西—辜鴻銘による『中庸』の英訳
  • 異物感覚と歴史—和辻哲郎と胡適の仏教研究
  • 『地球韻言』について—清末の地理認識とその表現
  • 近現代中国における考古学の命運—歴史をめぐる「伝統」と「近代」
  • 梁啓超の「孔子」像とその意味
  • 宋平子新字の位置づけをめぐって—江南知識人の日本趣味について
  • 啓蒙知識人としての趙正平—南方への志向と辛亥革命の精神
  • 中国近代における知の編制と諸権力—張君〓(まい)(1887‐1969)と国立自治学院を例として

「BOOKデータベース」 より

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