「日本」への問いをめぐる闘争 : 京都学派と原理日本社

書誌事項

「日本」への問いをめぐる闘争 : 京都学派と原理日本社

植村和秀著

(パルマケイア叢書, 22)

柏書房, 2007.12

タイトル別名

日本への問いをめぐる闘争 : 京都学派と原理日本社

タイトル読み

ニホン エノ トイ オ メグル トウソウ : キョウト ガクハ ト ゲンリ ニホンシャ

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内容説明・目次

内容説明

日本の危機を超克するための哲学は可能か。新世界秩序の創造を目指す、西田幾多郎ら京都学派。それを執拗に否定する、蓑田胸喜ら原理日本社。激しい思想戦から描き出す、斬新な近代日本思想史。

目次

  • 第1章 西田幾多郎の哲学的挑戦—自己からの創造(西田幾多郎の「論理」;国家理由の問題—マイネッケへの苛立ち ほか)
  • 第2章 京都学派の世界史的挑戦—近代の超克(ヨーロッパ中心主義からの跳躍—鈴木成高;近代国家との訣別—西谷啓治 ほか)
  • 第3章 蓑田胸喜の西田幾多郎批判—禁忌としての日本(蓑田胸喜の執念;偶像を刻んではならない—カントとマルクスの「共通宿命」 ほか)
  • 第4章 蓑田胸喜の天皇機関説批判—原理日本社の公論(自我意識の極大化と絶対への欲求;「コトノハノミチ」という論理 ほか)
  • 第5章 京都学派対原理日本社—日本をめぐる闘争(絶対的なるものへの欲求;自己の責務 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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