進化医学からわかる肥満・糖尿病・寿命

書誌事項

進化医学からわかる肥満・糖尿病・寿命

井村裕夫著

岩波書店, 2008.1

タイトル別名

進化医学からわかる肥満糖尿病寿命

肥満・糖尿病・寿命 : 進化医学からわかる

タイトル読み

シンカ イガク カラ ワカル ヒマン トウニョウビョウ ジュミョウ

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注記

参考文献: 巻末p7-31

内容説明・目次

内容説明

寿命が延びる一方で、成人病など現代特有の病気にも苦しむ現代人。それは、たえず変化していく環境に適応しようとしてきた進化の結果でもあった。ゲノム解析など最新の知見で明らかにされた生命の進化をたどることにより、ヒトの病気の成り立ちについて新たな理解が得られるようになっている。本書は、この進化医学という手法を用いて、肥満や糖尿病に焦点をしぼり「なぜ病気になるのか」を明快に解説する。

目次

  • 序章 ダーウィンの病気—進化医学の序章
  • 第1章 人類の新しい十字架—増え続ける糖尿病
  • 第2章 仲よしの兄弟—糖尿病と肥満の関係
  • 第3章 生命現象の幹線—インスリンシグナル系の進化
  • 第4章 生命と脂肪—脂肪組織の進化:第5章 美食の誘惑—人はなぜ肥満するのか
  • 第6章 氏か育ちか—糖尿病、肥満の発症における遺伝と環境
  • 第7章 不老長寿への願い—寿命の進化学
  • 終章 自然に学べ—進化医学の教えること

「BOOKデータベース」 より

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