刑罰と観衆 : 近代日本の刑事司法と犯罪報道

書誌事項

刑罰と観衆 : 近代日本の刑事司法と犯罪報道

松永寛明著

昭和堂, 2008.2

タイトル読み

ケイバツ ト カンシュウ : キンダイ ニホン ノ ケイジ シホウ ト ハンザイ ホウドウ

大学図書館所蔵 件 / 102

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文「日本の刑事司法と観衆 : 近代的刑罰制度の原型に関する研究」 (大阪市立大学, 2004年) を元に, 大幅な加筆・修正をしたもの

文献: 巻末pvi-xv

内容説明・目次

内容説明

司法への市民参加あるいは犯罪報道のあり方という視点を新たに加えながら、犯罪と刑事司法についての理論モデルを再構築する。観衆という新たな司法的要素に着目した意欲作。

目次

  • 序章 刑事司法を構成する三つの役割
  • 第1章 逸脱と統制の社会学理論
  • 第2章 刑罰をめぐる第三者の問題—エミール・デュルケムとミシェル・フーコーの理論を手がかりに
  • 第3章 封建的刑事司法と観衆
  • 第4章 公開刑廃止の社会的要因
  • 第5章 公開裁判および犯罪報道成立の社会的要因
  • 第6章 新聞における犯罪の表象
  • 終章 近代的刑事司法における観衆の構造および機能

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ