恐竜はなぜ鳥に進化したのか : 絶滅も進化も酸素濃度が決めた

書誌事項

恐竜はなぜ鳥に進化したのか : 絶滅も進化も酸素濃度が決めた

ピーター・D・ウォード著 ; 垂水雄二訳

文藝春秋, 2008.2

タイトル別名

Out of thin air : dinosaurs, birds, and Earth's ancient atmosphere

恐竜はなぜ鳥に進化したのか : 絶滅も進化も酸素濃度が決めた

タイトル読み

キョウリュウ ワ ナゼ トリ ニ シンカ シタノカ : ゼツメツ モ シンカ モ サンソ ノウド ガ キメタ

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注記

原著: J. Henry Press, c2006. (imprint of the National Academies Press) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

私たちは、現在の酸素濃度が不変であると思いなしがちだ。しかし、地球が誕生して以来、酸素濃度が一定であったことはなかった。高酸素の時代に爆発的に繁栄した動物も、低酸素の時代に一匹残らず消えていく。こうして生物は進化と絶滅をくりかえしながら、いまの人類へつながっていく—。くりかえされた生物の進化爆発と絶滅を一望にする6億年の酸素濃度グラフ—ゲオカーブサーフですべてが解き明かされる。

目次

  • 第1章 哺乳類の呼吸とボディ・プラン
  • 第2章 地質年代における酸素濃度の変化
  • 第3章 カンブリア紀大爆発はなぜ起こったのか
  • 第4章 オルドビス紀—カンブリア紀爆発の第二幕
  • 第5章 シルル紀=デボン紀—酸素量の急上昇が陸上進出を可能にした
  • 第6章 石炭紀=ペルム紀初期—高酸素濃度・火事・巨大生物
  • 第7章 ペルム紀絶滅と内温性の進化
  • 第8章 三畳紀爆発
  • 第9章 ジュラ紀—低酸素世界における恐竜の覇権
  • 第10章 白亜紀絶滅と大型哺乳類の台頭
  • 第11章 酸素の未来を危ぶむべきか?

「BOOKデータベース」 より

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