自閉症考現箚記
著者
書誌事項
自閉症考現箚記
星和書店, 2008.2
- タイトル別名
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Autism : changes of the consept in history
- タイトル読み
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ジヘイショウ コウゲン サッキ
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注記
参考文献: p180-192
欧文タイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
「自閉症」の概念の変遷を、歴史的・社会的視点で見つめなおすエッセイ。19世紀初頭の「アヴェロンの野生児」から19世紀中頃の「カスパー・ハウザー」、20世紀の「狼少女」に至る症例をめぐる内外の学説を紹介しつつ、児童精神医学のありかたにも言及する。心理的発達の障碍とされている「自閉症」の新たなとらえ直しを示唆する、問題提起の書でもある。
目次
- その1 野生児の假面(亜種としての野生児;野生児の実像;野生児問題の背景;野生児の帰還)
- その2 精神病への囲い込み(精神病の登場;スキゾフレニアの牽強附会;自閉症の發見;混沌とした精神病概念への埋没;發達障碍の衣装を纏った浮上)
「BOOKデータベース」 より