エクストラテリトリアル

書誌事項

エクストラテリトリアル

西成彦著

(移動文学論, 2)

作品社, 2008.2

タイトル別名

Extraterritorial

タイトル読み

エクストラテリトリアル

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内容説明・目次

内容説明

「エクストラテリトリアル=治外法権」をキーワードに多言語的な東欧の文学世界を読み解いていく。

目次

  • 1 ポーランド文学、その拡張(一九三〇年代ポーランド文学論—「春」と「黒人」の問題圏;ゴンブローヴィッチとその同時代人;多言語的な東欧と「ドイツ人」の文学;G・グラス『蟹の横歩き ウィルヘルム・グストロフ号事件』(書評);モアシル・スクリャールと多文化主義;フルブンと「死刑囚」の詩的言語活用;声の宛先、あるいは二人称の廃墟)
  • 2 ポーランド文学の外(コンラッドと英語、コンラッドとポーランド語;さまよえるポーランド文学—「灯台守」から『ノストローモ』まで;ジョゼフ・コンラッド『シャドウ・ライン』(書評);在外ポーランド人作家にとってのポーランド;前線をさまよう裸の眼『ペインテッド・バード』について;ゴンブローヴィッチとボウルズ;ユダヤ文学の語りの戦略—方法としてのイディッシュ)
  • 3 カフカのまわり(イディッシュ語を聴くカフカ;ハエの羽音のような言語—イディッシュ文学のアヴァンギャルドな実験;断食芸人論;難民小説としての『城』—アーレントの読み;あつかましさについて)

「BOOKデータベース」 より

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